教えて!虫・鳥獣対策
こんにちは!
リリーフの蒲生久しぶりの登場です。
今回は誰もが一度は悩んだことのある内容を取り上げたいと思います。
それはズバリ「鳥と虫」問題についてです!どーーん!
当てはまる方は、多いのではないでしょうか。
私達、リリーフも鳥害、虫害のご相談を毎年多くいただきます。
今回はそんなお悩みの対策方法をお伝えしていきたいと思います!
先ず、「虫害」について。
最初に思いつくのは、「白アリ」についてでしょうか。白アリは暗く湿気のある場所を好みます。
基本的に多くの住宅には、白アリ用の薬剤工事が施されています。しかし薬剤の年数が過ぎてしまったモノや、水漏れ被害によって薬剤の効力が弱ってしまう事もあります。床下空間などで水分量が多くなってしまいますと住みつき易い環境になってしまうので注意が必要です。
他にも対策方法として
・家の周りに不要な木や紙類を置かない。薪ストーブ用の薪もなるべく家から離れた場所に置く方が好ましいです。
・基礎が隠れるようなモノは極力置かない。基礎からの通気を阻害してしまうようなモノは少し話して置くようにしましょう。
・植栽の添え木などは早めに地面から抜く様にする。添え木に使われている支柱の木は生木より食べられやすい為繁殖率が高くなってしまいます。植栽の根がしっかりと張った段階で抜くか撤去するようにしましょう。
以上の点にご注意をいただきしっかりと対策を取るように致しましょう。
次に多くご相談いただくのが「黒アリ」です。
どんなに窓を閉めていても、どこからともなく入り込んでいるなんて事もご経験ある方いらっしゃるのではないかと思います。
では、黒アリにはどんなところに注意すれば良いでしょうか。
先ず一番侵入し易いのは大きな窓や玄関からなどです。蟻は匂いに敏感な生き物です。匂いやフェロモンなどにも反応します。
特に食べカスなどが室内に残っているとそれに誘われて入り込んでしまいます。
たとえ掃除して綺麗に保っていたとしても、フローリングの隙間に残っている残留物やソファの下、窓周りなども注意が必要です。
そしてもう一つ侵入経路として考えられるのが、中に住み着いている場合です。
一度侵入した蟻達が、目の行き届かない場所に入り込みそこから活動を始める。という状態です。
巣穴のような暗い場所を好みますので物の影など思い当たる方は一度チェックしてみてください。
では、次に「鳥害」についてお話ししたいと思います。
鳥達の習性として、安全な場所だと認識してくると同じ場所に居座るようになります。同じ場所で頻繁にに鳩などを見かけた事ある方は多いのではないでしょうか?
ご相談が一番多いのが「鳩」ですが、居座るまでに段階があります。
先ず、羽やすめ。です。
これは単に移動中の休憩として寄った場合です。この時は警戒心も強く人の気配を感じると直ぐに飛び去って行きます。この段階が一番鳩が寄り付きにくくする際は効果が大きいです。
次が、お気に入りの場所になる。です。
少し居心地が良いと感じ始め、一度電線などに留まり安全を確認してからベランダなど、週に数回程度やって来るようになります。ですがまだ警戒心は捨てておらず、追い払うなどの動きを見せると飛び去って行きます。
最後が、ねぐら。です。
この段階にくると電線などを経由せずまっすぐ、ねぐらに向かって入り込んで来ます。図々しい鳩になると室外機の隙間に隠れ込むなんてこともあります。ひとたびねぐらと認識すると追い出すことは容易ではありません。巣を作り出してしまうとツガイが一日中居座ります。
このように、対処するタイミングを適切に見極めて対策を取ることが重要になって来ます。
その具体的な方法ですが、
初期の頃であればCDやテープなどキラキラしたモノをベランダに置いておく。着地が出来ないようにトゲトゲしたシートを置く。などが効果的と言われています。物理的に留まることが出来ない方法がおすすめです。
もし頻繁に見かけるなどなった場合には、入り込ませないようにネットを設置する方法が一番効果的です。ネットも目が細い鳩や雀が入れないサイズのモノを選ばれてください。
ネット以外にもワイヤーや、天敵のフクロウを模した模型なども設置する方法があります。
鳩に安らげる場所ではない。と認識させることが大切です。設置が難しいと感じた方やもっと他の方法を知りたい方は駆除専門の業者さんにご相談するのも一つの手です。
快適なお住まいを維持するためにも最善の方法を見つけてしっかりと対策を取りましょう!
それでは今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。