暮らしのコラム

キャンプインストラクターを目指して! 寝具編

Matsuoka

こんにちは!
キャンプインストラクターを目指しながら
最近は登山ばっかり行っている松岡です。
紅葉シーズンの山はとってもおススメですので是非!

最近上った山、とても綺麗でした!

 

本題に戻りまして・・・
今年も残すところ1か月ちょいとあっという間に年越しを迎えますね。
日中はまだ暖かい日もありますが夜は冷え込みも強くなってきて
世の中キャンプシーズンは終わりを迎えてます・・・が!!秋のキャンプもおススメなんです!
寒くなってくると虫がいない!焚火が暖かい!空気が澄んで星が綺麗!お鍋がおいしい!等々
寒い時期だからこその楽しみがたくさんあります!

ただ課題になってくるのが夜の寒さです。
特に山の方は平地との寒暖差が強く、対策が重要となってきますので
今回は重要な寝具に関して書いてみようと思います。

皆さん寝袋って何買ったらいいんだろう?って思ったことないでしょうか?

・・・私は思いました。

寝袋を購入するにあたって基準となってくるのが耐久温度なのですが
どこを見たらいいんだろうって思ったことおありませんか?

・・・私は思いました(2回目)

そんな方が多いと信じて書いておきますと
ほとんどの寝袋には耐久温度が書いてあります。

参考写真

 
こちらの意味としては

・コンフォート温度:寒さを感じずに眠れる快適温度

・リミット温:工夫すればなんとか眠れる限界温度、膝を丸めて8時間耐えられる温度ともいわれる。

になります。

リミットやエクストリームという数値は
寒い中、一定時間生き延びれるという温度ですので
基本はコンフォート温度を目安にしましょう。

ただ、コンフォート温度だけ信じればいいというわけでもありません。
例えばコンフォート10℃の寝袋があったとして、表記上では気温10℃で快適に眠れますよ!っということになりますが、
実体験として快適温度と同じ気温で寝ると体質にもよりますが結構な方が寒いと感じると思われます。
なので寒さに自信がないという方はコンフォート温度から+5℃くらいで考え
コンフォート温度10℃の寝袋は気温15℃くらいで使うとちょうどいいくらいと思われるといいです。

次に寝袋の形状ですがマミー型と封筒型があります。
この形状でも寒さが変わってきます。

・マミー型:ミノムシのような形状で体にフィットして隙間が出にくいので冷気が入り込みにくい。

・封筒型:横幅が広いので隙間が出やすく冷気が入りやすい。

寒さという観点で上記のような説明になりますが
ファミリーキャンプでお子さんと寝る際は大きな封筒型もいいと思いますし、圧迫感が苦手な方はマミー型が合わなかったり
と一長一短ありますのでご自身にあった形状はお店で試してみるのをお薦めします。

最後に寝袋だけでなく底冷えも課題です。
地面側に接している寝袋はつぶれてしまうので本来の性能が発揮できません。
エアマットや銀マットを敷いて保温性を高めつつ地面の冷気を防ぐのも必要です。

参考写真 アルミマット

寒い時期のキャンプでは寝袋選びだけでなく寝床の対策も重要になってきます。

後は服に貼るカイロを張ったり、湯たんぽを入れてみたりと寝袋や体自体を温めることも効果的です。
※カイロは背中や腰に貼ると体が温まりやすいですよ。

そう考えると寒い時期は荷物が増えて大変だな~と感じてしまいますが
夏の大量の虫や寝苦しさに苦しむことはなく快適に過ごせますのでしっかり準備して挑戦されてみてくださいね。
また、寝袋は防災用や急な来客にも使えますので持ってて損はないのでこれを機に見に行かれてみてください。

参考写真 我が家の寝袋たち


ではまた次回の投稿でお会いしましょう!